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上場会社向けナビゲーションシステム​ >その他 >参考資料 >適時開示資料を自社ウェブサイト等に掲載する場合の留意事項

資料 適時開示資料を自社ウェブサイト等に掲載する場合の留意事項

内容
適時開示が求められる会社情報について、ウェブサーバ内の公開ディレクトリ(ウェブサーバ内のフォルダのうちインターネットを経由して外部者からのアクセスが可能なフォルダをいいます。)に保存しようとするときは、TDnetを利用して当該会社情報の開示がされたとき以後に保存する、又は、開示がされる前に保存する場合はパスワードなどによりアクセス制御を行うなど、外部者が当該資料に容易にアクセスできないよう適切な対策を講じることが義務付けられています。

しかしながら、一部の上場会社において、CMS(コンテンツ管理システム)の導入・変更時に仕様等の確認が不十分であったこと、又は担当者変更の際の引継ぎが適切に行われなかったことなどに起因し、公表前の決算情報等が外部者によって閲覧可能な状態となっていた事例が見受けられております。

CMSの予約掲載機能などを使用して、事前にウェブサイト掲載に係る作業を行う場合には、以下の【確認ポイント】及び【確認方法の例】をあらかじめご確認ください。
 
リモートワークなどの環境でウェブサイト掲載に係る作業を行う場合、あらかじめ、外部者による閲覧リスクを適切に回避する作業手順を確認するなど、十分にご留意ください。

【確認ポイント】
・ファイルの保存先が、公開ディレクトリではないこと
※ CMSを使用して開示資料のファイルを登録した場合、CMS上の表示が「一時保存」や「仮登録」、「非公開」などとなっていても、ファイルが公開ディレクトリに保存されている場合がありますので、ご注意ください。

・公開ディレクトリの場合には、適切なアクセス制御がなされていること
※ 掲載ページのアドレス(URL)を推測困難な文字列とするだけでは、外部者からのアクセスを防ぐことはできませんので、ご注意ください。

【確認方法の例】
・テスト用のファイルを用いて実際の掲載作業(予約登録等の一連の作業)を行い、ウェブブラウザにおいて、掲載ページのアドレス(URL)を直接指定して、閲覧ができないことを確認
上記内容含め、添付のとおり、具体的な事例に基づいた留意点についてお知らせしておりますので、ご確認いただき、留意事項に即した運用の徹底を図るようお願いいたします。
管理番号
7815

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