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FAQ 足元の経営環境が極めて大きく変化しているため、今期の決算発表時において「次期の業績予想」の形式による開示を取り止めることとしたいのですが、構わないでしょうか。

質問
足元の経営環境が極めて大きく変化しているため、今期の決算発表時において「次期の業績予想」の形式による開示を取り止めることとしたいのですが、構わないでしょうか。
回答

「次期の業績予想」の形式で開示を行うか否かについては、投資者とのコミュニケーション等を通じて、最終的には、上場会社自身によりご判断いただくこととなります。

一般論として言えば、経営環境が大きく変化している状況においては、上場会社の実情と今後の見通しについて、投資者に十分かつ適切な理解を得るために、平常時以上に積極的な情報開示を行うことが期待されているのではないかと考えられますが、将来予測情報の開示の方法が、「次期の業績予想」の形式に限定されるものではありません。

なお、実務的には、ご指摘のような場合において、例えば、「次期の業績予想」の前提となる事項やその変動の可能性に関する記載を充実したり、開示後の状況変化に応じて適時に開示された情報のアップデートを行ったり、特定の予想値の開示に代えて、レンジによる開示を行ったりしている事例がありますし、また、期初においては、経営環境が激変している事情を説明したうえで、見通しが可能となった時点で開示を行っている事例もありますので、これらを参考としていただくことも考えられます。

また、期初に「次期の業績予想」の形式で将来予測情報の開示を行わない場合であっても、事業年度に係る「業績予想」に関する開示が一切不要となるわけではありませんので、その点は十分にご留意ください。

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8246

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