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FAQ XBRLとは何ですか。また、決算短信等の開示においてXBRLが導入されることによりどのような効果が期待されるのですか。

質問
XBRLとは何ですか。また、決算短信等の開示においてXBRLが導入されることによりどのような効果が期待されるのですか。
回答

XBRLとは、決算短信等の各種財務報告用の情報について、その作成・流通・利用の促進を可能とするために、XBRL Internationalによって国際的に標準化された電子開示に適したコンピュータ言語です。

XBRL文書は、勘定科目や項目名などの要素名、表示名、属性(金額、日付等)、各要素間の関係(様式、親子関係等)などについて定義した用語集であるタクソノミと、会計システム等のシステムから作成されたデータ(財務諸表数値など)に、タクソノミで定義された意味付け(タグ付け)をすることで、コンピュータが理解できるようにした報告書データの本体としてのインスタンス文書から構成されています。

決算短信等の開示についてXBRLが導入されることにより、情報の作成者・利用者について、以下の効果が期待できます。


○投資者・アナリスト

TDnetからダウンロードしたXBRLデータを直接システムに取り込むことにより、再入力することなく容易にデータの加工・分析が可能となり、再入力・転記・加工などの際の時間の節約、入力・転記ミスの防止、大量の財務情報の効率的な処理が期待されます。また、XBRLデータを受信した報道機関等が瞬時に当該データを配信することにより、個人投資家等への速やかな情報提供にも役立っております。


○上場会社

XBRLを利用して決算短信等の資料を作成することにより、財務処理関連作業の時間短縮、論理チェック機能などを利用した作成ミスの防止、投資者に対する詳細なデータ提供が期待されます。

管理番号
8258

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