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上場会社向けナビゲーションシステム​ >実務要領 > バスケット条項とはなんですか。

FAQ バスケット条項とはなんですか。

質問
バスケット条項とはなんですか。 
回答
バスケット条項とは、決定事実及び発生事実として個別に列挙された開示項目のほかに、上場会社が適時開示を行うことを義務付けられている「当該上場会社の運営、業務若しくは財産又は当該上場株券等に関する重要な事実であって、投資者の投資判断に著しい影響を及ぼすもの」を指します。 

そのため、①個別の開示項目に該当しない場合や、②個別の開示項目に該当するものの軽微基準に該当する場合であっても、決定又は発生した事実がバスケット条項に該当し適時開示が必要となる場合があることから、開示要否の検討においては、バスケット条項への該当性を常に検討する必要があります。 

上場会社ナビや適時開示ガイドブックではバスケット条項に係る開示の目安を示していますが、それらへの該当有無にかかわらず、投資者の投資判断に及ぼす影響が重要であると認められる場合にはその内容を開示するようにしてください。
その際、投資者の投資判断に及ぼす影響の重要性については、当該事実が将来のキャッシュ・フローに与える影響など、自社の企業価値に与える影響を踏まえて、実質的に判断することが重要と考えられます。 

なお、東証では、投資者の投資判断に及ぼす影響が重要であると認められる場合に、開示を行うよう上場会社に求めることがあります。
管理番号
8596

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